導入レポート

高見土地家屋調査士事務所

高見土地家屋調査士事務所


  • 代表
    高見 忠良 氏
所在地 兵庫県加西市
店舗代表者 高見 忠良
開設 2005年
事業内容 不動産の調査・測量・登記・境界確定・ 都市計画法の開発許可申請ほか

土地家屋調査の業務スタイルが一変!
XYCLONE & CIMPHONY イノベーション

高見土地家屋調査士事務所は、分筆や地積更正等を中心に展開する調査士・高見忠良氏の個人事務所です。同事務所では最近、現場端末システム「XYCLONE」とクラウドサービス「CIMPHONY」を活用。現場での活用を始めています。その狙いと背景について高見氏に伺いました。

小規模な調査士事務所共通の悩み

貴事務所をご紹介ください

高見氏

平成17年に独立、開業した調査士事務所です。フィールドは加西市を中心とする東播地域で、業務は土地関係の分筆や地積更正等がメイン。頼まれて測量関係のお手伝いなんかも時々やっています。

1人ではいろいろ大変なのでは?

高見氏

私のように個人でやっている調査士は多いと思いますが、やはり1人だといろいろハンデがありますね。特に現場では1人では効率よく進められない場合が多く、補助者がしばしば必要になります。私もよく父親に補助を頼んでいます。

お父上は元調査士なのですか?

高見氏

いえいえ。この分野については全くの素人です。しかも高齢なので新しい機械の操作など覚束ないことも多く、なかなか効率が上がらないのが悩みのタネでした。もちろん父親もいつも手伝えるわけではありません。同業に頼んで来てもらうこともありましたが、これも日程調整が難しく自分の都合では動きにくいのです。結果、どうしても規模の大きな仕事は受けにくいのです。そこで簡単な作業だけでもワンマンで効率よく行える方法がないか、ずっと探していました。

個人事務所に共通する悩みですね

高見氏

1人でピンポールを立ててあっちへ行きこっちへ行きするのは大変だし、効率も上がりませんからね。といって、長々お客様をお待たせするわけにもいきません。やはりある程度スピーディに顧客ニーズに応える必要がある。もちろん親父にも楽をさせてやりたいし(笑)。これがXYCLONE導入とCIMPHONY活用の1番の理由ですね。

XYCLONE導入で外業が飛躍的に効率化

システムや機器の比較は?

高見氏

ずっとBLUETREND XAを使っていたし、XYCLONEはずっとほしかったんですよ。ただ現場用PCについては最初、中古を買って中身をSSDに換装したりしたんですが、光度不足で画面が見にくいなどの問題があって効率が上がらず、結局、新品のTOUGHPADに買い替えました。やはり仕事で使う以上、ちゃんと良いモノを選ぶべきだと思いました(笑)

実際に使ってみていかがでしたか

高見氏

特にXYCLONEは現況観測中心に非常に便利に使っています。なんと言っても野帳書きしなくていいのが、とても助かりますね。今までは親父に機械に着いてもらって、私が動き回って取りながら野帳にメモしてたんです。「何番から何番まで水路の線」とか、簡単なメモを書き込んでいくのです。私はできるだけ細密に、丁寧に観測するのがモットーなので、1日やれば普通の現場で千点、小さな所でも300~400点は取ることになるんですよ。

書き込みも膨大になりますね

高見氏

そうなんです。細かい所まで全部は覚えていられないので、現場の素図を覚えているうちに事務所へ帰り、すぐ作業を始めないと細部の繋がり等を忘れてしまうんです。危うい箇所は写真を撮ったりもしましたが、それでもやはり何個か取り忘れてしまうんですよ。ところがXYCLONEならリアルタイムでモノを確認できるし、観測を中断せずにその場で結線処理等までやれるから、圧倒的に早いし取り忘れもないんです。また、手書きでメモを書き込める点もすごく気に入ってます。

野帳書きのように書き込むのですか?

高見氏

そうです。リアルタイムで取ったモノを確認したら、野帳でやっていたようにそこへメモ書きするんですよ。「これが擁壁の線だよ」等と書いておけば、後でそのメモを見ながら編集できる。つまり、野帳と同じような感覚で、より便利により早く正確に作業できる。私にとっては、今までになく楽だし便利なんです。

事前準備は手間ではありませんか

高見氏

もちろん現場前の下準備は必須です。私はまず資料調査を洗いざらいやり、その結果をBLUETREND XAに反映させる作業を必ずやっています。これをきちんとしないと現場のトラブルの元になりますから。手間といえば手間ですが、その点を割り引いてもやはりXYCLONEの便利さは圧倒的なんです。特に外業はトータルで相当時間短縮できたと思いますよ。以前はどうしても無駄な動きも多かったですから。

たとえばどんな無駄な動きが?

高見氏

先ほど取り忘れの話をしましたが、特に大きな現場での測量の応援等では、設計業務が入ってくるので取り忘れがあると非常に困るわけです。そこで一度素図を作ってある程度肉付けしたら、もう一度現場へいって、取り忘れがないかずっと歩いてチェックしたりする。そういう現場応援では、私もチェックに駆り出されるんですが、XYCLONEさえ使っていればそんな必要はありませんよね。「導入すればいいのに!」と思っちゃいます(笑)

小さな事務所ほど生かせるツール

トータルな効率化効果はどれくらいでしょう?

高見氏


外業時の
「XYCLONE」装着スタイル

BLUETREND XAXYCLONEの導入効果という事でいえば、開業当時から比べ3割程度は効率化できていると思います。さらに法務局側のデジタル対応など、デジタル化全般のメリットを考えたら、アナログ時代より6割以上効率化が進んだ実感があります。さらにCIMPHONYがもっと幅広く活用できるようになれば、XAもXYCLONEもいっそう威力を発揮しますよ。

CIMPHONYは現状どんな風に活用を?

高見氏

いまはまだ、現場のバックアップ的な使い方がメインです。現場で取ったデータをXYCLONEからCIMPHONYへアップして、事務所に帰ったらXAで取込んで修正・加工するという感じです。もっと多くの人が使うようになれば、特に共同編集等でかなり魅力的なツールになると思います。前述の通り、大きな現場は1人ではできないので、どうしても共同作業になります。その作業のベースとして欠かせないものになるんじゃないでしょうか。

今後ますます重要性が増していくと?

高見氏

XYCLONEもそうですが、私たちのような小さい事務所ほどこうしたツールの利用価値が高いんです。電子化し、モバイル化していくことで、1人で効率よく仕事を回せるようになるのですから、絶対に必要なものでしょう。コストと秤にかけて「そこまで利用価値があるのかな?」と悩んでいる先生もいらっしゃるようですが、実際使ってみたらきっと「早く使えば良かった!」と思われるんじゃないかな。

※2013年発行のWind/fで掲載したものです。役職などは、取材当時のものです。

導入製品

測量計算CADシステム
BLUETREND XA

全国の測量業、土地家屋調査士業においてNo.1のシェアを誇る測量計算CADシステム「BLUETREND」シリーズの最新版。豊富な測量計算機能と、それに連動したCADで、あらゆる測量業務に対応できます。電子納品の負担を軽減するためのエラー修正機能なども実装。宅地開発支援から登記申請図面などにも対応しています。

※XYCLONEは2014年7月よりX-FIELDに変わりました。

現場端末システム
XYCLONE(測量)

※XYCLONEは2014年7月よりX-FIELDに変わりました。

トータルステーションから観測したデータを取り込み、リアルタイムに現況平面図を作成するポータブルCAD。拡張DMやJSP・SIMA-DMへの対応はもちろん、SOKKIA、TOPCON、Leica社製GPSからのデータや、ネットワーク型RTK-GPSによって観測された座標値が取り込めます。また、BLUETREND XAのDM-CADとの連携で、デジタル現況平面の作成を効率的に行います。

データ共有クラウドサービス
CIMPHONY

「CIMPHONY」は、現場作業と事務所作業をクラウドサービスでつなげることで、迅速なやり取りが可能となり、今までにない業務の効率化とスピードアップを実現します。

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