導入レポート

南海測量設計株式会社

南海測量設計株式会社


  • 第一事業部 部長
    一色 修吾 氏

  • 第一事業部 専門員
    宇都宮 重人 氏
創業 1965年12月
代表者 藤村修作
本社所在地 愛媛県松山市
事業内容 測量(国土調査事業、基準点測量、地籍調査、地形測量、用地測量、河川測量ほか)、設計、調査ほか

地籍調査の「プロ中のプロ」に選ばれ
共に進化する測量成果作成ツール

南海測量設計株式会社は、地籍調査を主軸に全国に展開する総合建設コンサルタント企業。地籍調査のプロとして全国に知られる同社では、測量成果作成&活用システム「Mercury-Evoluto」を活用しています。その狙いと背景について、同社の一色氏、宇都宮氏に伺います。

地籍調査のプロが選び、育てたシステム

地籍調査は地元だけでなく各地で?

一色氏

会社の設立当初は、愛媛、高知が主でしたが、現在では全国各地で業務展開しています。高知支店や神戸営業所などを含め、北陸から九州まで約50市区町村で地籍調査業務を行っています。

各地で信頼されているポイントは?

一色氏

豊富な経験と実績はもちろん、私たちはどの市区町村でも、常に高品質な成果品を提供することを目標としています。お客様からは、様々な要望をいただきますが、地域ごとに異なるこれら要望に応えるため、当社では準備段階からサポートを開始し、事業の立上げに至る懸案の対応策などの提案も行っています。

長年の蓄積が生かされるわけですね

宇都宮氏

ええ。地籍調査の場合、規程や記載例等の扱いが短期間で見直されることがあります。その都度、対応するのは大変ですが、古くから地籍調査がメインの当社は、従来からの地籍調査の成り立ちや、根本的な規定を把握している自負があります。そのため規程の改訂があっても、当社はその趣旨を的確に把握して柔軟に対応できるわけです。

システム化が難しそうな業務スタイルですね

宇都宮氏

ええ。ですから当初は自社開発でシステム化を進め対応していました。しかしながら規程改訂や記載例等の変更に対して、効率化を進めるため十数年前にシステム製品を導入したんです。それがMercury-Evolutoの前身のソフトでした。現在はEvoluto1本に絞り、福井コンピュータの協力のもと、これをカスタマイズしながらメインツールとして使っています。

Mercury-Evoluto選定の理由は?

宇都宮氏

選定では、まず当社の測量手法に沿っていることを重視しました。また、地籍調査がメインのシステムである以上、規程改訂や記載例等の変更に細かく対応してもらう必要があります。当社の要望に対する対応も含め、システム自体の対応のきめ細かさ、迅速性も非常に重要で、この点でもMercuryシリーズが最も強力でした。

きめ細かな対応とはたとえば?

宇都宮氏

ある県で都市再生街区基本調査を行った時のことです。街区調査は地籍調査に準じた業務ですが、当時はまだ街区業務の在り方が不安定で、毎回のように様式や規格が変わり成果品の扱いも変わる状況でした。そこで私たちは当時、Mercuryのサポートセンターと営業、開発とのチームを作って協力しあい、随時システムを部分修正したり帳票を作ったりして、なんとか現場を乗りきりました。もちろん福井コンピュータになっても、すごく頑張ってくれていると思いますよ。

宇都宮氏が編集したMercury-Evoluto操作テキスト

福井コンピュータの開発に会う機会も?

宇都宮氏

ええ。毎年打合せの機会を設けてもらっています。というのは、当社ではいま成果品としての出力形態の統一に重点を置いているので、その関係でいろいろお願いを兼ねて情報交換しています。これに関しては私たち自身も、Evolutoの操作法に関わるノウハウを集約したテキストを自作して技術者研修を行うなど、Mercury活用ノウハウの蓄積と普及に努めています。

今後の展開はどういった方向へ?

宇都宮氏

現在は地籍メインで動いていますが、Evolutoなら用地業務も道路もできるのですから、そういった方面へも展開してみたいですね。せっかくある機能を使わないのももったいないですからね。

一色氏

地籍についても現状は高知や愛媛などが多いですが、成果品を含めて他社をリードできる会社作りを薦め、この業界で一番でありたいと考えています。今後は関西や関東、新潟方面など、進捗が遅れ気味の所へ進出していく必要があります。当然、新しい要望に応えていくことになりますから、Evolutoのさらなる進化にも大いに期待しています。

※2015年発行のCONST-MAGで掲載したものです。役職などは、取材当時のものです。

導入製品

測量成果作成・活用システム
Mercury-Evoluto

公共測量事業の電子納品成果を作成します。システムは測量計算・図面編集・道路現況(河川)で構成されています。測量成果は「自由なデータベース属性の構築」と「広域地図データ(地理院地図)の背景表示」に対応しており、測量CADシステムを超えて簡易GISとしての運用が可能です。

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