WEBで効率的にCPDS取得!
総合評価の評価点アップに貢献
公共工事が売上げの大半を占める建設会社にとって評価点向上は重要課題です。そのための戦略の一つとして、兵庫県の尾﨑建設では福井コンピュータのCPDSステーションを活用。大きな成果をあげています。その狙いについて同社の尾﨑社長に伺いました。
やるべきこと・やれることは何でも
- 現在の業界の市場環境をどう見ますか
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尾﨑氏
やはり景気が良いとは言えません。特に公共事業は発注量が減り、予算も少なくなっています。震災の影響も出てくるでしょうし、今後も厳しい状況が続くと見ています。
- 御社の営業状況はいかがですか
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尾﨑氏
おかげさまで昨年度は過去最高の売上げを達成できました。当社も売上げの9割が公共事業で、前述のとおり環境は大変厳しいのですが特別なことはやっていません。公共土木を中心に、地域に密着した展開でじっくり歩んできただけで、自慢は堅実経営ということくらいです。まぁその積み重ねを生かして、当たり前のことを当たり前に、自然体でやってきたのが功を奏したのでしょう。
- 「当たり前のことを当り前に」とは?
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尾﨑氏
公共土木を主体とする企業として、やるべきこと・やれることは何でも徹底してやるということです。たとえば仕事を取るには、総合評価方式の点数アップが必要ですから、CPDSや地域貢献等に積極的に取り組んでいきます。特にCPDSへの取組みは、当社のように都市圏から離れた会社にとってハードルの高い課題ですが、福井コンピュータのサービスを利用してクリアできました。
CPDSという「高いハードル」
- CPDSが「高いハードル」とは?
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尾﨑氏
都市圏から遠い当社従業員に研修を受けさせるには、そうした研修サービスが受けられる都市圏に彼らを派遣しなければなりません。この辺りだと豊岡か姫路、神戸ということになりますが、遠いのでどうしても日にちがかかるし、旅費や宿泊費等のコストも発生します。しかも兵庫では毎年評点がリセットされるので、毎年取り直さなければなりません。なかなか気軽にはできません。
- だからCPDSステーションなんですね
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尾﨑氏
そうです。現場が終わり社に引き上げてきてから空いた時間に学べるので、従業員も気楽に取り組めます。ネットさえあれば、いつでもどこからでも受けられるのが良いですね。内容も最新の技術やノウハウが豊富なので、従業員たちはみずから積極的に勉強してくれているようです。非常に効果的だったので、次年度も引き続き申し込む予定です。
- 今後のご計画は?
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尾﨑氏
とにかく確実に仕事を受注し、確実に利益を上げていくことに尽きます。そのためにやるべきこともハッキリしています。福井コンピュータ等の協力も最大限活用しながら、自然体でこれに取り組んでいきたいですね。
※CPDS:(社)全国土木施工管理技士会連合会の継続学習制度
※2011年発行のWind/fで掲載したものです。役職などは、取材当時のものです。
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