「区画割り」の作業時間が1/3に!
圧倒的スピードで激戦区の土地仕入競争を制す。
「区画割り」の速さこそ勝負の決め手
千葉県船橋地区は、首都圏の不動産業界でも屈指の人気エリア。住宅会社、不動産会社も数多く存在する「激戦区」です。グランドラインコーポレーションは、この船橋市を中心に習志野市、千葉市等に展開。良質なロケーションで質の高い建売住宅/注文住宅を年間70棟余供給しています。同社の特徴は土地に関する高度な情報収集力とITをフル活用した独自の「売れるシステム」。特に後者では、不動産開発業務をトータルに支援する自社開発の基幹システムを核に、少数精鋭で質の高いビジネスを展開しています。「当社ではITに関してはつねに最先端を導入し、活用してきました。たとえばCADもARCHITRENDシリーズを導入。プランや図面作成の効率化はもちろん、他社にないリアルなCGパースなど圧倒的なプレゼン力を活かし競合の勝率を大きくアップしました」(久保氏)。
そんな同社にとって、近年大きな業務課題となっていたのが、土地取得競争の激化にともなう計画試算スピードの問題です。同社のような分譲住宅開発では、一定規模以上の良質な土地を仕入れ、内容に合わせて区画割りし、住宅を建て、販売するやり方が基本です。条件の良い土地の売り物は限られますから、ライバルとの取得競争は激しいものとなります。「当社が扱うのは5~6区画から15区画程の土地ですが、競争が非常に激しいため、売り手に“いくらで買う”と一刻も早く返事しなければなりません。しかし利益を確保するには、急ぎでも区画割りして間取りを入れ、販売価格を予想し、仕入れ値を出す必要がある。つまり、これをいかに短時間で行なうかが重要なんです」(久保氏)。しかし実際には区画割りだけで半日近く時間がかかり、あてずっぽうで価格を出し失敗することさえありました。まさに区画割り作業のスピードアップは重要課題の一つになっていたのです。そしてそんな時、久保社長が出会ったのが「宅割り計画」でした。
“持ってないのはおかしい”必須ソフト
「デモを見た瞬間、これだ!と。この“宅割り計画”なら、当社の区画割作業を大きくスピードアップしてくれると確信したんです」(久保氏)。久保氏は早速、同社で土地仕入れを行なう事業開発部のスタッフたちに「宅割り計画」を見せ、その評価を求めました。返事は素早く、しかもストレートなものでした。「一刻も早く導入してほしい!」――スタッフ全員が、そう声を揃えたのです。同部のスタッフは語ります。「ともかく1/3から1/4の時間で区画割りができるのですから、その威力は圧倒的。ものすごく“使える”のは間違いありませんでした」。そんなスタッフの声に応え、久保社長は「宅割り計画」の導入を決定。業務繁忙期だったこともあり、特にあらためて本格的な操作研修などは行わず、スタッフは実務で使いながら操作を学んでいきました。「基本操作はシンプルで分かりやすく、ひと月も使えば基本操作は十分使いこなせます。後は細かい機能を少しずつ覚えていけば、活用法はどんどん広がるでしょう。区画割りが大きく効率化されたのはもちろん、各種シミュレーションやプレゼンにも活用できそうですね」(スタッフ)。このような予想以上に大きな導入効果に、久保社長も目を細めます。
実は現在、同社の扱い案件は他社に供給している案件が大半を占めていますが、来年度はこの他社供給分を維持したまま、さらに自社供給の戸建て住宅も100戸に増やそうという計画を立てています。つまり来年度は、現状に加え100戸分の土地仕入れとプラン/設計が必要になります。普通に考えれば増員しない限り不可能でしょう。「宅割り計画の導入で、現状の人員でやれると確信しました。ARCHITREND Zその他のシステムと共に活用すれば十分可能です。ともかく宅割り計画は建売り業者にとって必須ソフトといっていい。いずれ“持ってないのはおかしい”という状況になると思いますよ!」(久保氏)。
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