可変する標準断面の設定

中央分離帯や路肩、擁壁、舗装、歩道、縁石、水路、法面などの構成要素を組み合わせて標準断面を設定します。現況と計画の高低差などを条件に、法面の形状や付帯構造物の有無の指定など、状況に応じた設定を行うことで現況地形にフィットする断面に可変します。

3D道路モデルの作成

計画した線形に標準断面を適用することで、3D道路モデルを自動生成します。土工をはじめ、擁壁、かご工などの線形に沿った構造物も、現況と計画の高低差などの状況に応じた形で自動生成されます。属性別に色分けされたサーフェスが自動で生成されるため、個別にサーフェスを貼り付ける手間を省きます。

複数の線形検討や設計変更も容易

標準断面を入れ替えるだけで自動で3D化するため、複数線形の検討も容易になります。設計変更の場合でも、断面修正を各々行う必要がなく、標準断面の修正により、3Dモデル化から2D図面切り出しまで、スムーズに対応できます。

3D道路モデルから横断ビュー

3D道路モデルから横断ビューで切り出し、断面形状を確認することができます。任意断面における盛土・切土量も算出されるため、設計検討に役立ちます。

法肩のラウンディング

施工フェーズへの受け渡しを前提としたモデルの作成として、ICT施工で必要な場面があるラウンディング法面の作成も、標準断面機能により容易に行えます。

  • ※製品紹介内で使用されている現場データ出典元:My City Construction・静岡県下田土木事務所・(一)河津下田線 伊豆地域振興対策道路整備事業に伴う設計業務委託/My City Construction・静岡県浜松土木事務所・令和3年度[第32-K2898-01号]二級河川馬込川国土強靭化対策(総合流域防災)に伴う測量・設計業務委託/VIRTUAL SHIZUOKA 静岡県 中・西部 点群データ 
  • ※背景マップを表示する機能は、2024年4月現在で未対応となります。
  • ※排水計画関連の機能については、2024年7月のリリース版での提供開始予定となります。