器械(TS)と接続して器械を設置する
2022年10月18日更新
TS出来形で「TS」を使用する場合の準備について解説します。
器械と接続する
FIELD-TERRACEと、観測で使用する器械(TS)を接続します。
器械は電源を入れ、接続可能な状態にしておいてください。
1 ホーム画面の[接続]をタップして、器械と接続します。
2 [メーカー]や[機種名]などを設定します。
3 [接続]をタップして器械と接続します。
TSの等級について
TS出来形管理では、計測結果に観測したTSの等級が必要となります。
FIELD-TERRACEでは、接続した機種により自動的に等級をセットします。
器械を設置する
現場の既知点上または任意点に器械を設置します。
1 ホーム画面の[器械設置]をタップします。
2 既知点上に器械を据える場合は、[既知点]をタップして、後視点を測距します。
任意点に器械を据える場合は、[後方交会]をタップしまて、後視点を2点以上測距します。
器械(TS)の設置方法について詳しくは
「器械設置」を参照してください。
器械設置時の注意点
既知点・後方交会法:指定する点は、基本設計データに存在する工事基準点(基準点または水準点)でなければいけません。
また、観測機器の等級により、TSと測点が一定値より離れていると警告メッセージが表示されます。(1・2等級:150m / 3等級:100m)
既知点:視点として指定した工事基準点に高さ(Z座標)が存在する場合のみ、TSと後視点との距離チェックをおこないます。
後方交会法:2点以上を視準して器械位置を算出するが夾角が30°~150°内に収まらない場合は、警告メッセージが表示されます。