路線の横断方向上に誘導しながら観測する
2024年10月22日更新
横断放射を起動します
1 ホーム画面の［観測］をタップします。
2 ［横断放射］をタップします。
3 利用する線形の条件を設定します。
4 ［観測］をタップします。
5 観測する測点を選択します。
プリズムをロックします（自動追尾の場合）
1 ［リモコン］をタップします。
2 リモコンで器械をプリズムの方向に向けてから［サーチ］をタップします。
3 プリズムがロックされると「サーチ完了」と表示されます。
［閉じる］をタップします。
4 プリズムがロックされ追尾中の場合は、自動追尾のアイコンに「〇」が表示されます。
現地を観測して記録します
1 現在位置が赤丸で表示されます。
［断面離れ］の値を確認しながら、現況の変化点に移動します。
断面離れとは
選択した測点の横断線との離れ距離です。離れが「０」の時、横断線上になります。
自動視準の場合は
［リモコン］で器械をプリズム方向に向けてから［測距］をタップすると、自動視準して測定します。
［垂線］モードとは
［平面］にて、座標点あるいは図面上の点から線形までの垂線の足を目標点としてセットすることができます。
2 観測位置に着いたら［記録］をタップします。
3 ［点名］を入力し、［OK］をタップします。
2点目以降は記録した点が結線され、現況の形状が確認できます。
CIMPHONY Plusに座標を自動送信する
クラウドサービス「CIMPHONY Plus」との連携中は、［記録］時に「接続先の現場」に座標を自動送信します。
連携方法については「遠隔検査」の「CIMPHONY Plusと連携する」を参照してください。
ノンプリズム観測で横断上の点を一括計測するには
ノンプリズム観測を活用し、横断上にピッチ割りした点を一括計測することができます。手順を以下に記載します。
1 通常観測で、左右端やセンターなど2点以上を計測（記録）し、［ノンプリ連続］をタップします。
［開始］をタップし、ピッチ割りの始点をタップします。
2 ［終了］をタップし、ピッチ割りの終点をタップします。
［測距/測距開始］ボタンをタップし、ピッチを設定します。
3 偏角、記録を繰り返します。
観測した点には○が付きます。失敗点には×が付きます。（［再測］で失敗点を指定して再測できます。）
「GNSS振向」で器械を携帯端末の方向へ向けることができます
ワンマンで観測する場合、リモコン画面の「GNSS振向」をタップすると、携帯端末のGPSを使用して自分の方向に器械を振り向かせることができます。
振り向き後は「サーチ」してプリズムをロックしてください。
※ モーター搭載機（TSの接続方法が「自動視準」または「自動追尾」）のみの機能です。
※ ホーム画面の［メニュー］－［座標系 設定］で座標系が設定されている必要があります。
※ 器械設置時は「GNSS振向」は使用できません。
※ 衛星の状況などにより、振り向きの精度が悪い場合があります。