i-Construction

株式会社三友エンジニア

i-Construction3D活用事例

3次元測量から多彩な3Dデータ活用業務へ
若い力と3D技術を生かして新分野を開拓

3Dデータを活かした多様な業務には多様なツールが必要だから、私たちは福井コンピュータ製品を選ぶ

山形市の三友エンジニアは、測量設計と土木コンサルタントを事業の2本柱とする測量コンサル会社である。特に近年は業界の先陣を切って導入した3D測量で実績を蓄積。山形屈指の技術者集団として地域を牽引しながら、3次元データの幅広い活用を展開している。そして同社がメインツールとして使うのがTREND-POINTやTREND-ONE、TREND-CORE等の福井コンピュータ製品だ。その狙いと背景について社長の長岡氏と若手技術者の皆さんに伺った。

3次元測量の技術で新分野を開拓

いち早く3D測量分野に進出されましたね?

長岡

当社が3D化の取り組みを開始したのは1998~2000年頃です。当時、測量業界はまだ2D全盛の時代でした。そこで「3Dという新しい技術で他所と違う路線を行こう!」と考えました。言わば他社差別化戦略の一環ですね。とは言え、その頃は3D関連の参考書類等は皆無に等しく、技術修得には四苦八苦しました。少しずつ成果が上がり始めたのは2003年前後でしょうか。そこから徐々に3D測量の技術を生かした営業も行えるようになっていきました。

現在の3次元関連の取り組みは?

長岡

まず、基盤事業の測量設計と土木コンサル関連では、公共事業のi-Constructionの支援業務が大半を占めています。多くはドローンや3Dレーザーによる3次元測量とそこで得られた3次元データの利活用ですね。これらを中心に、工事を請負った建設会社へ多様なサービスを提案・提供します。また、ゼネコン等から3次元データの作成を請負うケースもあります。

それ以外の新規分野にも挑戦を?

長岡

これも幾つかあります。一つは3次元CADの技術者育成というか、インストラクター系の業務です。平成15~20年にかけて山形県が進めたCAD技術者育成の取り組みも支援しました。一方、文化財関係での活用にも取り組んでいます。さまざまな歴史的建築物や建造物、遺跡など、3Dモデル等の3次元データで残していきませんか──と提案し、レーザースキャナーやドローンを使って3次元測量し図化して、モデリングします。また、城郭の石垣など規模が大きく築数百年のものは歪みや崩落の危険もあり、実際にどう歪みどう危険なのか3Dレーザー等で調査を行ったりします。ただ、これらはまだなかなか予算が付かないので、現状ではボランティア的要素が強いですね。

幅広い3次元活用を支援しておられる?

長岡

「縁の下の力持ち」的存在でありたいですね。いまはi-Constructionの推進でICTが普及し、ドローンや3Dレーザーによる測量も普及しつつありますが、自社で運用している所は少なく、ドローンや3Dレーザーの導入はこれから、という所も多々あります。だから「3次元で採ればこんな風に展開でき、図面が仕上がります」とアピールし普及を促しています。

多様な業務には多様なツールが必要だから

3次元化にあたって選択したツールは?

長岡

実は最初の3次元の取り組みを始めた時は海外製の3次元CADを使っていましたが、現場IT化の進行と共に福井コンピュータ製品への切り替えを進めました。最初に導入したのはTREND-ONE(当時のBLUETREND)で、これは官公庁の業務に使っています。当然ですが、官公庁の仕事は図面だけでなくどんな現場をどう計りどう検証しチェックしたか、書類や帳票類で示す必要があります。TREND-ONEはこうした帳票作成に優れ、非常に効率が向上しました。実際、コンサル関係ではTREND-ONEユーザーが非常に多く、当社も官公庁の業務は一貫してTREND-ONEで対応しています。

TREND-POINTやTREND-COREは?

長岡

前述の通り3次元CADは海外製品を使っていましたが、それで3D業務全てに対応できるわけではありません。アニメーションを作る、点群処理、現場モデリング等々、各業務に合ったツールが必要です。そして、動画ならTRENDCOREが、点群データ処理はTREND-POINTが最適だし、道路工事の現場モデル作りならEXTREND武蔵がやりやすいわけです。

多様なソフトが必要というわけですね

長岡

そうです。そして、3次元を含め、いろいろな業務をやっていく上でさまざまなソフトが必要になるなら、データ互換を考えて福井コンピュータ製品で統一すべきと思ったのです。当時、3次元系のデータ互換は難しく、同じメーカーの3Dデータでも互換しづらい場合が多かったんです。もしA社・B社・C社のソフトを併用していたら、相互のデータ変換だけで消耗し効率は大いに落ちてしまったでしょう。

各FC製品の使い方をご紹介ください

長岡

まずTREND-POINTですが、これは3Dレーザーやドローンで取った点群データの処理に使います。また、システムとデータを含むビューアーパックの状態で出力できる点も非常に重宝しています。発注者に点群データをお見せする時、以前はいちいち「ビューアーをインストールして下さい」とお願いするなど非常に苦労したんですが、TREND-POINTはその煩わしさがありません。発注者さんも手っ取り早く点群データを3Dで閲覧でき、「なるほど!」と感心していただけるようになりました。また、武蔵は建設業系の実務担当者に非常に多く使われているので、当社もこうしたお客様の仕事は、電子納品等を含め武蔵で対応するようにしています。また、TREND-COREは前述の通りアニメーション作成が中心となりますね。また、福井コンピュータの3D関連では、重機や樹木等のCADデータが豊富に揃っているのも助かります。特に樹木など自分たちで作るとやたらデータが重くなるので、福井コンピュータのそれを便利に使わせてもらっています。

それぞれ得意なソフトを活かして共同作業

非常に多くのソフトをお使いですね?

真方

さすがに全てを使いこなしているわけではありません。それぞれ得意なソフトを中心に使い、他ソフトとの連携が必要な時は、得意な同僚と組んでデータをやりとりしながら進めます。私が主に使うのはTREND-ONEで、他にTREND-COREも少しだけ使っています。

岩間

私もいろいろなソフトを使いますが、メインで使っているのはEX-TREND武蔵です。

各ソフトはどのように習得しましたか

岩間

私は入社時に回りの先輩方から基本操作を教わり、後は時間のある時に少しずつ勉強しました。以降は基本、テキスト等で独学ですね。ひと通り使えるようになるのに一カ月もかからないし、同じ福井コンピュータ製品なら似たような操作も多いので、一つ覚えてしまえば、後は応用できる部分もけっこうあると思います。

真方

最初の一週間ほどで基本的なコマンドを身に付けて、応用はやはりテキスト等で少しずつ独学しました。さらに本に出ていない便利コマンドやお役立ち機能も先輩や同僚から教わったり、ネット検索したり……。もちろん高度な操作などできませんが、簡単なものなら習得にそれほど時間はかからないと思います。

各製品の使用感を教えてください

真方

TREND-ONEは本当に「痒い所に手が届く」ソフトだと思います。他のCADは、等高線など複雑なカーブがあるモノは読み取るのも描くのも大変ですが、TREND-ONEは下地にしたPDF等から等高線を起すコマンドで自動的に判断し読込んでくれます。仕上も手直し程度で済むのでとても楽です。また図面用の記号が豊富
なのも助かります。TREND-COREは勉強中ですが、アニメーションもシミュレーションも操作が軽快で使いやすいのが良いですね。

岩間

EX-TREND武蔵は海外製品のような操作時の違和感が一切なくて、日本人に分りやすいソフトだと思います。また、いちいちメニューバーに行かないで右クリックで多様なコマンドを選べる点も良いし、TREND-ONEと同じく記号や線種が豊富なのもすごく便利です。

今後の目標は?

真方

TREND-COREをもっと究めたいですね。もっと3次元を活かした、今の時代にあった成果物を作っていきたいと思っています。

岩間

TREND-COREとTREND-POINTとTREND-ONEの組合せで3Dデータを多彩に活用できるので、この関連を勉強したいです。

長岡

3次元の活用に関しては、市町村レベルではまだまだ弱い所もたくさんあります。3次元のノウハウを活かし、その辺りへの営業に注力します。さまざまに提案して得意分野を紹介し受注に繋げて、底辺を広げていきます。

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長岡 康雄代表取締役

岩間 朋子

真方 理恵

株式会社三友エンジニア

設  立:1998年5月 
代表者:代表取締役 長岡康雄 
拠  点:山形県山形市 
事業内容:公共土木測量、土木コンサルタント、3Dレーザー・3DCG 作成、自然環境保全ほか

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