測量・土木

既にFIELD-POCKETをご利用中の場合は

器械との接続画面で「Ri」を選択すると Google Play ストアの「FT-Connect」のページが開きますので、そこからインストールすることができます。

1　電子野帳画面の［接続］をタップします。

2 「Nikon-Trimble」「Ri」を選択します。

3 ［接続］をタップします。

4 ［閉じる］をタップします。

5　Google Play ストアの「FT-Connect」のページが開きます。

［インストール］をタップしてインストールします。

通信方法について

FIELD-POCKETとの通信方法は、Wi-Fi とBluetoothです。

Wi-Fiの場合は、周波数帯、チャネルの指定も可能です。

観測方法について

観測方法は「自動追尾」のみ利用可能です。

FIELD-POCKETと接続する時は

●Bluetoothの場合

「接続」をタップ後に表示される「ペアリング済みデバイス」から選択します。
一覧に無い場合は、「デバイス検索」をタップして付近の器械を検索してペアリングします。

●Wi-Fiの場合

「接続」をタップ後に表示される「接続可能なデバイス」から選択します。
一覧に無い場合は、「Wi-Fi設定」をタップして付近の器械のWi-Fiを設定します。

Riの「整準」は、「FT-Connect」で行うことができます

Riの「整準」は、FIELD-POCKETとRiを接続した後に、「FT-Connect」を起動して「電子気泡管」で行うことができます。

1 FIELD-POCKETで、Riを接続します。

2 端末にインストールしたFT-Connectを起動して、［電子気泡管］をタップします。
3 電子気泡管画面が表示されるので、Riを整準してください。

整準における注意事項

基本的に整準は不要ですが、運用方法によって整準が必要となります。
・整準が不要な場合：任意の場所に器械を設置する場合です。
・整準が必要な場合：杭上に器械を設置する場合です。整準しないと正しい角度距離が得られません。

キャリブレーションについて

自動整準、チルト補正の2種類のキャリブレーションを行います。

●自動整準

・Trimble Ri起動直後に必ず実行されます。
・自動整準が完了するまでに3分程度時間を要します。その間は弊社アプリケーションとの接続はできません。
・工場出荷時で必ず自動整準を行う設定を適用しています。

●チルト補正

・手動で実行することはできません。Trimble Riのシステムが必要と認識した場合に自動で実行されます。
・傾き補正機能の役割を担います。

プリズムについて

プリズム毎の特性を認識し、使い分けてください。

●360°キャッツアイ

・プリズム追尾性が非常に高いプリズムです。主に近距離（100m以内）で利用します。
<プリズム設定>
プリズム定数：23mm
高さオフセット：38mm
※キャッツアイ使用時の目標高は、「高さオフセット値」38mm分を加算してください。

●360°プリズム

・150m程度の距離で作業する場合は360°プリズムをお勧めします。

ステータスライトについて

ステータスライトにより、プリズムロック状態を外部から判断できます。
・プリズムロック時：緑色LEDが点灯。
・プリズムロックが外れかかった時：緑色LEDが点滅。
・プリズムロックが完全に外れた時：オレンジ色LEDが点灯。

Wi-Fi接続時のリモコン画面について

Wi-Fi接続時は、リモコン画面にカメラ映像が表示されます。
通常のリモコンとの切り替えは「リモコン」アイコンまたは「カメラ」アイコンで行うことができます。

・カメラは「広角」と「自動」の切り替えが可能です。
・「自動」の場合は、カメラ内にプリズムが映ると自動で捕捉しロックします。
・「広角」でサーチを実行すると「自動」に切り替わります。
・リモコンの円の外側をタップすると早く動きます。内側をタップするとゆっくり動きます。
・カメラ内をタップすると、タップした位置を視準します。
・通信環境によりWi-Fi通信距離が変化します。Bluetooth通信で代用可能です。
・カメラ映像が表示されない場合は、通常のリモコン（カメラ無し）に一度切り替えたのちにRiカメラで再表示するか、接続を再接続してください。