現場を作成して基本設計データを取り込む
2021年8月24日公開
現場を新規作成します
1 ホーム画面の[メニュー]をタップします。
2 現場を新規作成する場合は、[現場 新規作成]をタップして、TS出来形をおこなう現場を作成します。
3 現場が作成済みの場合は、[現場 切り替え]をタップして、TS出来形をおこなう現場に切り替えます。
現場の作成方法や切り替え方法について詳しくは
「観測前の準備」の「現場を作成する」を参照してください。
TS出来形の現場を作成する方法
●「現場 新規作成」の場合
現場の作成時に[TS出来形管理]を「する」に設定してください。(下図)
※この設定は後で変更することはできません。
●「XFDファイルを取り込んで現場を新規作成する」の場合
XFDファイルの取り込み時に、下図のメッセージが表示されます。
「する」をタップして現場を作成してください。
XFDファイル内に「基本設計データ」がある場合は、同時に取り込まれます。このとき
・工種(道路/河川)
・省庁(国土交通省/農林水産省)
も、基本設計データから自動で設定されます。
TS出来形の現場の特徴
・「TS出来形管理計測」が可能となります。
・接続するTSの「等級」が設定可能になります。(等級の設定ができない機種もあります)
・TS出来形計測時の器械設置に制限がかかります。(既知点設置、後方交会法で観測する測点や TSと測点の距離など)
・TS出来形を「する」「しない」を設定できるのは、現場作成時のみです。後から変更することはできません。
基本設計データを取り込みます
TS出来形に必要な基本設計データを取り込みます。
1 ホーム画面の[データ管理]をタップします。
2 [データ取込]をタップします。
3 データ取込画面の[路線データ(基本設計データ)]を選択して、
基本設計データを取り込みます。
取り込む基本設計データ
・TS出来形用のXML
・基本設計データを含んだXFD
路線データ(基本設計データ)の取り込み方法について詳しくは
「観測前の準備」の「設計データを取り込む」を参照してください。
取基本設計データの扱いの注意点
・取り込み可能なのは、基本設計データXMLの「バージョン4.1」のみです。
・基準点/水準点が含まれている必要があります。
・「国土交通省」と「農林水産省」に対応しています。取り込んだ基本設計データの省庁は、現場設定に表示されます。
・現場設定の「工種」の設定と異なる基本設計データは、取り込むことができません。
・「データ管理」の「路線データ」から取り込む場合は、現場設定の「TS出来形管理」が「する」に設定されている必要があります。
・「土工編」か「舗装編」かは、取り込み時に工種から自動判断されます。
・基本設計データを「再取り込み」する場合は、計測データを保持するかを選択します。再取り込みする基本設計データのバージョンが同じなら、計測データを保持して取り込みます。
・異なる省庁の基本設計データの再取り込みはできません。
(国土交通省→農林水産省→×、農林水産省→国土交通省→×)