【作成者】地図に表示するデータの表示/非表示を切り替える
2024年3月19日更新
現場ビューアに表示されている要素の表示/非表示を切り替えます。
1.画面左上の[表示切替]で各要素ボタンをクリックして、オン・オフを切り替えます。
[注釈・計測]のみオンの場合
[図面]のみオンの場合
※ファイル情報の[現場ビューア]が[表示する]になっている図面データが表示されます。
設定方法は、「【作成者】ファイル情報を編集する」の補足「[図面]フォルダーのファイル情報編集について」を参照してください。
[座標]は座標種別((未設定)、工事基準点、標定点、検証点、計測点)ごとに表示/非表示の切り替えができます。
また、座標種別の右側のボタンをクリックすると、[点名とマーク][マークのみ]の切り替えができます。
座標種別の設定方法は、「【作成者】座標点を配置する」を参照してください。
ファイル一覧で各ファイルの / をクリックすると、表示/非表示が切り替わります。
( / は位置情報がある写真にのみ表示されます。)
画面右上の[背景の表示/非表示]をクリックすると、オルソ画像を含む背景の表示/非表示が切り替わります。
※オルソ画像は背景として扱われるため、背景と共に表示/非表示が切り替わります。
オルソ画像ファイルごとの表示/非表示の切り替え方法は、「【作成者】オルソ画像の表示期間を設定する」を参照してください。
図面の座標情報が誤っている場合は、正しい位置に表示されません。
「EX-TREND武蔵 建設CAD」などの図面作成アプリケーションを使用して、座標値を正しく設定してください。
ここでは、建設CADの[縮尺編集]-[2点指定]を利用して、座標値を訂正する方法を説明します。
[縮尺編集]-[2点指定]では、図面上の2点を指定して、現場座標値を設定できます。
1.メニューバーの[データ編集]をクリックします。
2.[縮尺編集]-[2 点指定]をクリックします。
3.訂正する縮尺をオンにします。
4.[OK]をクリックします。
5. 1点目の基準点をクリックします。
6. 2点目の基準点をクリックします。
7.座標値を入力します。
8.[OK]をクリックします。
9.縮尺を確認します。
10.[OK]をクリックします。
[座標]((未設定)、工事基準点、標定点、検証点、計測点)[写真][注釈・計測][図面]の他、[設計](三角網、中心線形、測点名、横断線)[現況][3Dモデル]の表示/非表示の切り替えができます。
[三角網]の右側のボタンをクリックすると、[面+線(ワイヤー)][面のみ][線(ワイヤー)のみ]の切り替えができます。
[現況]の右側のボタンをクリックすると、[点群][メッシュ]の切り替えができます。
メッシュデータの範囲については、補足「メッシュデータの範囲について」を参照してください。
[3Dモデル]の右側にボタンが表示され、[3Dモデル+3DA][3Dモデルのみ]の切り替えができます。
日々アップロードされる現況点群データを時系列順に継承したデータが作成されます。
色付きの四角形は現況点群データの範囲です。
前日までの現況範囲の外であれば追加され、範囲内であれば上書き(差し替え)されます。
したがって、「メッシュデータの範囲」は「その日の現況点群データの範囲」より広くなることがあります。
設計データの範囲に「初回現況点群データが存在しない部分」がある場合、
設計データの範囲(「現況点群データが存在しない部分」も含めて)が比較範囲となります。
また、現況点群が存在しない箇所は、現況メッシュ作成時に「補間」されます。
「補間」は近くの点群の標高をコピーするだけなので、穴埋め程度はできても、下図のように広い範囲を補間した場合は、期待した比較結果になりません。
設計範囲全体をカバーする初回現況点群データを用意するか、設計データを現況の範囲で作成してください。
メッシュデータの格子サイズは、現場情報の格子サイズの設定値に依存します。
メッシュデータの格子サイズが小さいほど表現は精細になりますが、データ変換や表示に時間がかかり、データサイズも大きくなるため、現場情報の格子サイズ毎にメッシュデータの面積制限を設けています。
ここでの「面積」は、「データを包括する矩形の面積」を意味します。
したがって、道路や河川などの延長が長いデータは、ここでの「面積」が大きくなります。
また、点群処理の場合は、「設計」と「対象点群の測量日以前の全点群」を含めた領域の面積で判定します。
面積制限のチェックは「設計データの変換処理」または「点群データのデータ変換処理(進捗計算)」で行います。
制限を超える場合は進捗計算エラーとなり、詳細はファイル管理の「データ変換」または「進捗計算」で確認できます。
■面積制限
※400km2を超える場合は、データを分割し現場を分けて運用してください。