【作成者】現況データを比較する(3D)
2024年3月19日更新
現況データと設計データを比較し、違いを標高差モデルとして表示します。
2つの現況データを比較することもできます。
ここでは、進捗計算用の点群データと設計データを比較します。
設計データと点群データを登録後に操作してください。
1.[施工]をクリックします。
2.[データ比較]をクリックします。
3.[比較元選択]をクリックします。
4.比較元のデータを選択します。
ここでは、[現況(進捗計算対象の点群)]の[カレンダーから選択]をクリックします。
※比較データ選択ダイアログの詳細は、補足「比較データ選択ダイアログについて」を参照してください。
5.現況日をクリックします。
6.[確定]をクリックします。
7.[比較対象選択]をクリックします。
8.比較対象のデータを選択します。
ここでは、[設計]のデータを選択します。
※比較元と異なるデータを選択してください。
※比較データ選択ダイアログの詳細は、補足「比較データ選択ダイアログについて」を参照してください。
9.[確定]をクリックします。
10.[OK]をクリックします。
標高差モデルや比較データが表示されます。
11.[施工]をクリックしてコマンドを終了します。
※[終了]をクリックしてコマンドを終了することもできます。
比較するデータを1つ選択してください。
[設計]
設計データ(LandXML)を選択します。
※進捗計算対象外データも選択できますが、2023年5月28日以前に登録した進捗計算対象外データは表示されません。
比較対象とする場合は登録し直してください。
※基本設計データは対象外です。
[現況(進捗計算対象の点群)]
[進捗計算]が[使用する]になっている点群データをカレンダーから選択します。
[その他点群]
[進捗計算]が[使用しない]になっている点群データを選択します。
・4点平均標高法で計算しています。
・現場作成時に設定した格子サイズのメッシュから計算しています。
■設計データがある場合
設計データの範囲のみ比較します。(設計範囲=比較範囲という考え方)
設計データの範囲 に「初回現況点群データが存在しない部分」がある場合、
設計データの範囲(「現況点群データが存在しない部分」も含めて)が比較範囲となります。
また、現況点群が存在しない箇所は、現況メッシュ作成時に「補間」されます。
「補間」は近くの点群の標高をコピーするだけなので、穴埋め程度はできても、下図のように広い範囲を補間した場合は、期待した比較結果になりません。
設計範囲全体をカバーする初回現況点群を用意するか、設計データを現況の範囲で作成してください。
■設計データがない場合
現況データ全体の範囲(現況メッシュデータの範囲)を比較します。
ヒートマップの格子数が300万を超える場合は、現場の面積が広すぎるため、比較できません。
現場情報の格子サイズを大きくするか、データを分割してそれぞれ別の現場として管理してください。
※格子サイズを変更しても点群がエラーのままの場合は、点群ファイルを再登録してください。