Q:「TS出来形計測」と[3D施工]ー[出来形計測]の違いは何ですか?
2023年5月29日公開
FIELD-TERRACEには[現場設定]で[TS出来形管理:する]にした時に使用できる[TS出来形計測]と[3D施工]ー[出来形計測]の2種類があります。
違いは以下です。
TS出来形計測 | 出来形計測 | |
---|---|---|
現場設定 | 現場作成時に「TS出来形管理」を「する」に設定する必要がある。 ※現場作成後は変更不可 | 現場作成時に「TS出来形管理」は「する」「しない」のどちらでも可。 |
器械設置 | 基本設計データXMLに設定されている基準点や水準点のみ使用可。 | すべての座標が使用可。 |
後方交会法 | 夾角は30°~150°以内。 | 夾角の制限なし。 |
記録時の 選択断面との離れ | 断面とミラー位置が10cm以上 離れている場合は記録不可。 | 断面とミラー位置が10cm以上 離れていても記録可。 ※警告あり |
器械とミラー位置の距離チェック | TSの等級によって定められた 距離を超えていると記録不可。 | 距離の制限なし。 |
3D表示 | 3D形状の確認不可。 | 3D形状の確認可。 |
計測可能な路線データ | 基本設計データXMLで 取り込んだ線形のみ観測可。 | 縦断情報がある線形(簡易線形含む)であれば観測可。 |
断面名への観測済みマークの表示 | 未観測断面には「未」、 観測済み断面には「済」 が表示。 | 観測済みマークの表示なし。 |
任意断面の計測 | 管理断面に設定されていない断面を計測した場合は、全て 出来形対象外点として記録。 | 累加距離がピッチ割された距離以外でも管理断面として記録。 |
出力方法 | 「データ管理」の「データ出力」ー「基本設計データ」で、基本設計データ(XML)を出力。 | 「データ管理」の「データ出力」ー「出来形計測」で、出来形計測データ(XML)を出力。 |
出来形計測データ (XML) | 基本設計データ(XML)として出力される。 EX-TREND武蔵の「出来形管理」の「TS出来形(情報化施工)」で読み込み可。 他社のソフトやアプリでも読み込み可。 | オリジナルデータとして出力される。 EX-TREND武蔵の「出来形管理」の「TS出来形(情報化施工)」でのみ読み込める。 ※基本設計データ(XML)や LandXMLとは異なるため、 他社のソフトやアプリでは読み込み不可。 |