傾斜区分図などの地形測量への活用

傾斜区分図を活用した防災計画への活用
傾斜区分図の作成により、土砂崩落や雪崩といった災害危険箇所の抽出が可能です。林道計画やハザードマップの作成などに活用することができます。

リモートセンシング技術を⽤いた⼭村部の地籍調査への活⽤
リモートセンシングデータを用いて、傾斜区分図、微地形図、林相識別図、樹高分布図などの地形図を作成し、山村部における境界(筆界)の推定など、地籍調査業務での活用が可能です。

断面抽出

線形情報を設定し、点群データから断面を抽出します。地形を確認しながらの中間点の追加や、三次元点群データを使用した断面図作成マニュアル(国土地理院)に対応した測量成果の作成が行えます。不要な断面の除外や横断方向角も自由に設定することができ、任意箇所での断面抽出も可能です。作成した断面データはDXF/DWG形式や縦横断SIMA形式(任意断面の場合は横断SIMA形式)で出力し、CADでの図面作成、3次元設計データの修正などで利用することができます。

トレース機能

点群上での現地観測をイメージしながら、線や点の入力が行えます。形状や色による自動抽出が可能で、効率よく平面図化が行えます。また【TREND-ONE】【Mercury-ONE】と連携させることで、図化と同時に成果作成も行えます。DXF/DWG形式や座標画地SIMAでの出力にも対応し、他のCADソフトへの受け渡しも可能です。

不陸計測機能

点群から算出した平均標高値からの離れをヒートマップで表現し、統計値(測点数、最大値、最小値、±5cmおよび±10cm以内の測点数)から、ほ場均平度の算出が可能です。また、点群の状況から算出した基準面からの離れもヒートマップで表現でき、統計値(格子数、基準面からの距離、標準偏差、分散)を算出することで凹凸状態の評価をも行えます。法面や擁壁など水平ではない斜面の凹凸状態も把握が可能となります。